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どんなときもWiFiの通信速度は遅い?口コミとあわせて評判を解説

通信速度制限がなく、大手通信キャリア3社のLTE回線に対応した革新的なサービスを提供している「どんなときもWiFi」。

しかし、いくら条件が良くても、どんなときもWiFiを実際に利用した通信速度は気になりますよね。

この記事では、どんなときもWiMAXの通信速度を詳しく紹介していきます。利用者の口コミと合わせて紹介しているため、契約前のお役にたてるはずです。

どんなときもWiFiの基本情報

どんなときもWiFiの特徴

どんなときもWiFiとは、福井県に本社を置く株式会社グッド・ラックという企業が提供しているモバイルWiFiサービスです。株式会社グッド・ラックは2010年に創業しましたが、どんなときもWiFiは2019年3月にサービス開始したばかりの新しいサービスです。

これまでのモバイルWiFiルーターの弱点を見事に克服し、革新的なサービスとして注目を集めています。

それでは、従来のモバイルWiFiサービスと比較してどのような点が新しいポイントなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

どんなときもWiFiの口コミまでスクロールする

どんなときもWiFiの特徴

どんなときもWiFiの特徴についてもう少し詳しく見ていきましょう。今回は4つのポイントを取り上げてみました。

ポイント

  1. クラウドSIMを採用
  2. docomo、au、softbankの回線を利用
  3. 海外利用も手続きなしでOK
  4. データ通信制限なしで無制限に使える

どの項目も、これまでのモバイルWiFiサービスとは一線を画す内容のため、ぜひチェックしてみてください。

1.クラウドSIMを採用

クラウドSIMについて

まずひとつめのポイントは、クラウドSIMを採用しているという点です。クラウドSIMとはその名の通り、SIMカードをクラウドで管理するというもの。

これまでのSIMカードは物理カードをWiFiルーターに差し込んで利用していましたが、どんなときもWiFiではこのような物理カードが存在しません。

SIMカードの管理も不要のため、紛失したり破損したりといったリスクを軽減できます。そして、このクラウドSIMは後述するトリプルキャリアという特性に見事にマッチしています。

2.docomo、au、softbankの回線を利用

どんなときもWiFiのトリプルキャリア

どんなときもWiFiは1キャリアの回線だけではなく、docomo、au、ソフトバンク全てのキャリアの電波を利用することができます。しかも、全てLTEに対応しているため通信速度も高速。

しかし、通信キャリアが異なるとSIMカードの管理も不便になるのでは?と懸念する人も多いことでしょう。

先ほども紹介したように、どんなときもWiFiは物理カードが不要なクラウドSIMを採用しているため、キャリアが異なっていてもSIMカードを差し替えたり本体の設定を変えたりといった煩わしさが一切ありません。

3.海外利用も手続きなしでOK

どんなときもWiFiの海外利用

トリプルキャリアに対応したクラウドSIMのどんなときもWiFiは、日本国内だけではなく海外に渡航した際にも便利に活用できます。

通常のモバイルWiFiルーターやスマートフォンの場合、SIMカードを差し替える必要があったりオプションサービスに申し込む必要がありますが、どんなときもWiFiではこのような手続きも一切不要。

日本国内で利用しているときと同じような感覚でそのまま海外でも使えるため、利便性は非常に高いといえるでしょう。海外出張や海外旅行に頻繁に出かける人にはおすすめのサービスです。

4.データ通信制限なしで無制限に使える

どんなときもWiFiと他社ポケットWiFi

どんなときもWiFiの最後のおすすめポイントとして挙げるのが、データ通信容量の制限が一切ないという点です。

これまでのモバイルWiFiルーターでは、月間で7GBまたは3日間で10GBの通信容量に達してしまうとデータ通信速度が大幅に低下し、動画サイトなどを閲覧できないほど低速になってしまうのが一般的でした。

しかし、どんなときもWiFiではそのような通信容量制限が一切なく、固定回線のようにデータ通信量を意識することなく快適に利用することができます。

ただし、「違法ダウンロードなどの不正利用または著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合」のみ、ネットワークの利用を制限されることがあります。これはどんなときもWiFiに限らず、固定回線でも同様です。

どんなときもWiFiの口コミ

1.通信速度は快適

どんなときもWiFiの通信速度に関する満足度は非常に高く、実際に利用したユーザーからも不満の声はほとんど聞かれませんでした。

1-2.通信エリアも幅広い

大手3キャリアの電波が利用できるということで、通信エリアの広さについては間違いないようです。まさに最強のモバイルWiFiルーターといえるのではないでしょうか。

1-3.速度測定ツールで計測

実際にスピード計測ツールで実効速度を測ったユーザーも多いようです。さすがに固定回線である光回線に比べると低速ではありますが、実用的な範囲内のため不満は少ないようです。

1-4.同時接続4つでも大丈夫だった

モバイルWiFiルーターの弱みは同時に複数のデバイスを接続した際に実効速度が遅くなってしまうことです。しかし、4台のデバイスをつなげても問題なく動作したという声もあり、実用性は高いようです。

2.バッテリーの持ちが良い

モバイルWiFiルーターのもうひとつの弱点であるバッテリーの持続時間。この点においても、どんなときもWiFiは優秀のようです。

3.料金が安い

定額使い放題で月額3,480円という低価格を実現したどんなときもWiFiは、その料金の安さからユーザー満足度が非常に高いです。WiMAX等のプランと比較してみても、料金の安さはトップレベルといっても過言ではありません。

4.低評価の口コミは少なかった

どんなときもWiFiの口コミ情報には高評価の声が圧倒的に多かったですが、そんななかでもいくつか低評価の口コミもあったため、まとめてご紹介します。

4-2.充電端子が今時マイクロUSB

充電端子がMicro USBという点を懸念する声もありました。たしかに今後USB-Cが主流となっていくなかで、最新型のスマホやモバイルWiFiルーターはUSB-Cに対応した製品が多いです。

デメリットとしてはそれほどインパクトの大きいものではありませんが、気になる人も多いかもしれません。

4-3.1度だけ断絶が発生

モバイルWiFiルーターは固定回線に比べてWiFi出力も小さいことから、使用環境によっては通信断が発生することも考えられます。口コミのなかにも実際に通信断が発生したというユーザーがいました。

特にゲームを長時間楽しむ人にとっては致命的ですが、そのような用途であればそもそも固定回線を選択するのがベストといえるでしょう。

どんなときもWiFiの評判をまとめると

どんなときもWiFiに関する口コミ情報をSNSなどで調べたとき、実際に利用したユーザーの間では低評価の口コミは非常に少ないことが分かりました。

トリプルキャリアに対応していながらも月額3,480円という安さから、「安かろう悪かろう」というイメージが先行しがちですが、実際の評価は非常に高いことがうかがえます。

1点だけ懸念点を挙げるとすれば、やはり通信環境によっては断絶する可能性がゼロではないということです。どうしても固定回線に比べてWiFiの出力が小さいため、これは仕様上仕方ない部分もあります。

特に仕事用やゲーム用としてシビアな通信環境が求められるのであれば、固定回線である光などを選択したほうが良いかもしれません。

モバイルルーター端末「U2s」の性能

モバイルルーターのU2s

通信速度(下り) 最大150Mbps
通信速度(上り) 最大50Mbps
SIMスロット個数 Standard SIM slot 1
Micro SIM slot 1
WiFi規格 IEEE802.11b/g/n
本体サイズ W127 x H65.7 x W14.2 mm
本体重量 151g
連続使用可能時間 12時間
バッテリー容量 3500mAh
インターフェース USB 2.0 port:Input: DC 5V-1A~5V-2A
周波数帯 LTE-FDD Band: 1/2/3/4/5/7/8/9/17/19/20
LTE-TDD Band: 38/39/40/41
WCDMA Band: 1/2/4/5/6/8/9/19
GSM:850/900/1800/1900MHz
CDMA/EVDO: BC0/BC1

どんなときもWiFiに対応している端末は、uCloudlinkという企業が製造しているU2sです。

通信速度は下り最大150Mbpsとなっており、他社のルーターに比べると低速な印象がありますが、クチコミ情報でもあった通り実測ベースであれば必要十分な通信速度は確保できています。

また、本体重量は151gと小型のスマートフォン程度のため、バッグの中に入れてもそれほど重さは感じないはずです。

連続使用可能時間も最大12時間と十分なバッテリー容量を備えており、実用性のうえでは不満に感じることは少ないのではないでしょうか。

どんなときもWiFiの料金プラン

  クレジットカード払い 口座振替
利用開始月 3,480円の日割請求 3,980円の日割請求
1〜24ヶ月目 3,480円 3,980円
25ヶ月目以降 3,980円 4,410円

どんなときもWiFiの料金プランはクレジットカード払いと口座振替の場合で金額が若干異なります。上記の表からも分かる通り、クレジットカード払いのほうが割引額が大きく月額料金が安くなります。

口座振替の場合は、上記の金額に加えて口座振替手数料として200円が毎月加算となるため、クレジットカード払いよりも実質700円ほど高くなる計算です。

モバイルWiFiサービスとして高いシェアを誇るWiMAXのプロバイダ各社は、そのほとんどが口座振替に対応していません。しかし、どんなときもWiFiの場合はクレジットカード払いはもちろん、口座振替にも対応しているため選択肢が広がります。

25ヶ月目以降は月額料金が高くなる

どんなときもWiFiの25か月目以降の月額料金

また、どちらの支払い方法であっても25ヶ月目以降は料金が高くなるため注意が必要です。

「長期間利用していると料金は安くなるのでは?」と思う方も多いですが、WiMAXも含めモバイルWiFiサービスではこのような料金体系が多い傾向にあります。

海外での利用料金は1日1,280円

日本国内の料金に加えて、海外渡航時の料金も見ていきましょう。海外で利用する場合は以下の料金が適用となります。

アジア、オセアニア、ヨーロッパ北米含む69カ国 1,280円/日
中東、南米、アフリカ含む37カ国 1,880円/日

上記の金額で定額使い放題となるため、使いすぎて高額請求となる心配は不要です。

ちなみに、他社のモバイルWiFiサービスでは渡航前のレンタルした日からカウントがスタートしますが、どんなときもWiFiの場合は現地に到着して使い始めた日から請求のカウントとなります。

どんなときもWiFiの海外利用料金

そのため、海外渡航時にどんなときもWiFiを活用することによって、従来よりも料金は安く抑えられることでしょう。

どんなときもWiFiを他社と比較

モバイルWiFiサービスを検討する際、どんなときもWiFiの他にもWiMAXなどを比較するユーザーも多いことでしょう。そこで、今回はどんなときもWiFiとUQ WiMAX、ワイモバイルの3社を比較してみました。

モバイルルーターの本体スペック、通信回線の料金をまとめてあるので、参考にしてみてください。

モバイルルーターを比較

  どんなときもWiFi UQ WiMAX Y!mobile ポケットWiFi
端末 U2s W06 Pocket WiFi 801HW
製造元 uCloudlink HUAWEI HUAWEI
発売時期 2019年3月 2019年1月 2019年3月
下り最大 150Mbps 1.2Gbps 954Mbps
上り最大 50Mbps 75Mbps 37.5Mbps
連続通信時間 12時間 9時間 約10時間
重量 151g 125g 145g
  レンタル 購入 購入

どんなときもWiFi、UQ WiMAX、ワイモバイルの3社の端末を比較したとき、まず目につくのがルーター本体の通信速度ではないでしょうか。

どんなときもWiFiのU2sとWiMAXのW06を比較すると、実に8倍もの差があります。しかし、これはあくまでも理論上の最大速度であり、現時点で1.2Gbpsという速度が出ることはまずありません。

口コミ情報でもあった通り、どんなときもWiFiのU2sは実効速度で20Mbps程度出ているケースも多く、これは実際にインターネットに接続したときに必要十分な速度といえます。

むしろ大手3キャリアのエリアが利用できるどんなときもWiFiのほうがサービスエリアはどこよりも広く、利便性は高いといえるかもしれません。

月額料金と通信回線

  どんなときもWiFi UQ WiMAX Y!mobile ポケットWiFi
月額料金 3,480円 4,380円 3,696円
契約期間 2年 3年 3年
通信回線 docomo、au、ソフトバンク WiMAX 2+ au ワイモバイル ソフトバンク
月間容量 無制限 上限なし 7GB
通信制限 なし 3日間で10GB あり
おすすめな人 ・無制限で使いたい
・月額料金の安さ
・繋がりやすさ
・2年契約が良い
・モバイルWiFiのなかでも速度にこだわる人 ・充実したサポートを受けたい人

月額料金プランやサービス提供内容を比較すると、さらに一目瞭然でどんなときもWiFiのメリットが際立ちます。

料金は最安であるにもかかわらず、対応している通信回線はどこよりも多く、月間容量、通信制限ともにありません。

どんなときもWiFi契約の流れ

どんなときもWiFiを契約する際、どのような流れになるのでしょうか。契約時に注意しておきたいポイントも含めてご紹介していきます。

1.クレジットカード払いがお得

まずは毎月の料金支払方法としてクレジットカード払いと口座振替が選択できますが、特別の事情がないかぎりはクレジットカード払いとしての登録がおすすめです。

毎月の料金が実質700円程度変わってくるため、2年間トータルでは15,000円以上の差がついてきます。

支払い方法を変えるだけでこれほどの料金の差がついてしまうため、十分検討したうえで登録しましょう。

2.すでに充電器がある場合はなしでも大丈夫

どんなときもWiFiのU2sはMicro USB対応のため、すでにスマートフォンなどの充電器を持っている場合はオプション品として購入しなくても問題ありません。

仮に持っていなかったとしても、汎用品の充電器を利用できるためそのほうが安く済む場合が多いです。

3.あんしん補償は加入するべき?

オプションサービスとして月額400円のあんしん補償サービスが用意されています。水没や全損、破損によって修理不可能と判断された場合はメーカー保証が適用できず、18,000円の端末代金がかかってしまいます。

あんしん補償は後から加入できないため、もし不安であれば新規契約時に必ず加入しておきましょう。特に屋外で利用する機会が多い方は、万が一の場合に備えて加入したおくことがおすすめです。

4.最短で即日発送

どんなときもWiFiの新規加入手続きが完了すると、端末は最短即日で発送されます。申し込みのタイミングによっても発送日は異なるため、急いでいる場合はなるべく当日の早い段階で手続きを完了しておくようにしましょう。

ちなみに、平日は13時まで、土曜日は11時まで受付完了した分は当日発送となります。

どんなときもWiFiの解約方法

どんなときもWiFiを利用した後で解約する場合、どのような手続きや流れとなるのでしょうか。他社のモバイルWiFiサービスとは異なる部分もあるため、事前に確認しておきましょう。

レンタルのため端末を返却

どんなときもWiFiの解約時に注意しなければならないのが、端末の扱いについてです。

WiMAXなどの場合は解約時に端末を返却する必要がないケースがほとんどですが、どんなときもWiFiの場合は端末がレンタルでの契約となっているため、解約時には返却しなければなりません。

端末の返却期限は解約月の翌月5日までとなっており、これを過ぎてしまうと機器損害金として18,000円が請求されてしまいます。

また、機器返却の際には箱や説明書、USBケーブルなどの付属品も全て一式返却しなければなりません。新規契約時に受け取ったものは端末以外のものであっても大切に保管しておきましょう。これらの欠品があった場合でも、同様に機器損害金が請求となる場合があります。

契約解除料

どんなときもWiFiにも他社同様に最低利用期間が設けられており、更新月以外のタイミングで解約すると契約解除料が請求となります。ちなみに契約解除料は以下の通りです。

解約時期 契約解除料
0〜12ヶ月 19,000円
13〜24ヶ月 14,000円
25ヶ月目(更新月) 0円
26ヶ月目以降 9,500円

一般的なWiMAXプロバイダと同様の条件となっていますが、更新月は忘れないように覚えておきましょう。

初期契約解除の場合

どんなときもWiFiには端末が自宅に届いてから8日以内であればキャンセルが可能な初期契約解除制度があります。

初期契約解除制度は違約金の支払いは免除されますが、新規事務手数料は通常通り3,000円が請求となるため、注意が必要です。

まずは以下のカスタマーセンターへ電話し、端末を指定の住所へ返送します。このとき、解約時と同様に端末本体だけではなく箱や説明書、USBケーブルなども全て返却する必要があります。もし欠品があった場合は18,000円の機器損害金が発生します。

<カスタマーセンター>

0120-048-277

<端末の返送先>

〒141-0022 東京都品川区東五反田 1-2-33-7F ㈱グッド・ラック

※宅配便伝票の備考欄に「初期契約解除」と記載

まとめ

ノートパソコンと男性の手

今までにない革新的なモバイルWiFiサービスである、どんなときもWiFi。今回の記事で詳しくご紹介してきましたが、まとめると以下のような人におすすめのサービスであるといえます。

おすすめな人

  • 完全無制限で使いたい
  • 月額料金を安くおさえたい
  • 家でも外でもネットをしたい
  • 面倒な回線工事をしたくない

3キャリア対応でサービスエリアも広く、快適に利用できることでしょう。もし不安であっても、初期契約解除制度もあることからまずは気軽に使ってみるのも良いかもしれません。

モバイルWiFiサービスで悩んだら、ぜひ今回の記事を参考にしていただけると幸いです。

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