モバイルルーターは提供している事業者によってもネットワーク品質や料金などに大きな違いがあります。何らかの理由によって他社へ乗り換えを検討していたり、解約を考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ネクストモバイルの解約を検討している方へ解約方法や違約金などのポイントを詳しくご紹介します。
この記事でわかること
ネクストモバイルの解約方法
ネクストモバイルを解約する際には大きく分けてWEB、電話の2つの方法があります。実店舗は構えていないため、店頭で解約手続きを行うことはできません。それぞれのパターンに分けて解約の手順や注意点をまとめてみました。
WEBから手続き
ネクストモバイルをWEB上から解約する場合は、契約解除申請フォームという専用ページからアクセスして手続きを行います。現在利用中のログインID、パスワードでログインし、ページ内容に従って手続きを進めていきます。多くのユーザーはWEB上での手続きで完結しますが、端末をレンタルで契約している場合は指定の返却先へ端末を返却しなければなりません。
ちなみに解約手続きが可能なのは毎月1日から20日までの間となっており、21日以降はシステムの都合上解約を受け付けることはできません。
電話から手続き
ネクストモバイルを電話で解約する場合は、ネクストモバイル解約専用ダイヤルまで連絡します。担当者と直接会話をして手続きを進めるため、WEBのように自分自身で細かな内容を確認しなくても担当者が案内してくれます。
解約専用ダイヤル
0120-020-015
受付日 毎週月曜〜土曜
受付時間 11:00〜18:00
損しないネクストモバイル解約の6つの注意点
ネクストモバイルを解約するうえで注意しておくべきポイントがいくつかあります。それぞれのポイントをしっかりと押さえておかないと、多額の違約金や損害金が発生するおそれも考えられます。今回はネクストモバイル解約時に注意しておきたこととして6つのポイントを例に挙げて詳しく紹介します。
- 違約金が発生するケースがある
- 20日までに申し込みしなければ翌月扱いになる
- 解約後に端末返却が必要なケースがある
- 各種特典・キャンペーンが受けられなくなる
- ネクストモバイルメールが利用できなくなる
- セキュリティサービスが利用できなくなる
1.違約金が発生するケースがある
ネクストモバイルの料金プランは全て2年契約となっています。そのため、更新月は契約から25ヶ月目にあたる月が対象となり、これ以外は違約金が発生します。利用期間によっても違約金は変わってきますが、まとめると以下の表の通りとなります。
利用期間 | 違約金 |
---|---|
12ヶ月まで | 19,000円 |
13〜24ヶ月目 | 14,000円 |
更新月(25ヶ月目) | 0円 |
それ以降 | 9,500円 |
このように、2年間の契約期間が過ぎたからといって違約金がなくなるものではなく、それ以降も解約のタイミングによっては9,500円の違約金が発生します。これは携帯電話の契約にも似ていますが、十分注意しなければならないポイントといえるでしょう。
2.20日までに申し込みしなければ翌月扱いになる
解約の方法を紹介したところでも簡単に触れましたが、解約が可能なのは毎月1日から20日までの20日間で、21日以降は解約手続き自体ができなくなります。そのため、上記で挙げた更新月も、丸1ヶ月間あるものではなく、実質20日間しかないということになります。
「月末でも間に合う」と思っていても、いつの間にか解約できなくなっているケースも考えられるため注意が必要です。
3.解約後に端末返却が必要なケースがある
ネクストモバイルには「NEXT mobileプラン29」、「プラン38」とよばれるレンタルプランが存在します。携帯電話やポケットWiFiといえば端末を購入するプランが一般的ですが、ネクストモバイルにはレンタルという特殊なケースがあります。
そのため、レンタル契約で利用しているユーザーはネクストモバイルを解約した後に端末を返却しなければなりません。なかには自身の契約がレンタルであると認識していないケースも考えられるため、解約の際にはどのような契約になっているのか事前に確認しておきましょう。
4.各種特典・キャンペーンが受けられなくなる
ネクストモバイルには料金の割引や端末の割引など多くのキャンペーンがあります。一度解約をしてしまうと、仮に再度新規契約を行ってもそれらのキャンペーンを受ける資格が無くなってしまいます。また、現在利用中のオプションサービスなども利用できなくなるため、解約後に影響がないか事前に確認しておく必要があります。
5.ネクストモバイルメールが利用できなくなる
ネクストモバイルが提供しているメールアカウントサービスは、当然のことながらネクストモバイルを解約すると利用できなくなります。普段からメインのメールアカウントとして利用している場合は、いざ解約してしまうと連絡手段がなくなってしまうことも考えられます。
解約前にGmaiなどの他社のメールアカウントを取得しておく必要があります。
6.セキュリティサービスが利用できなくなる
メールアカウントと同様に、KINGSOFTが提供しているセキュリティソフトが利用できるオプションもあります。
こちらもネクストモバイルを解約することで利用できなくなり、セキュリティソフトのパターンファイルが更新できなくなってしまいます。そのため、市販されているセキュリティソフトを購入するか他社が提供するセキュリティオプションを申込む必要があります。
商品を受領後8日以内は違約金なし
(初期契約解除制度)
ネクストモバイルを契約し、自宅に端末が届いてから8日以内であれば違約金がかからずにキャンセルが可能です。ただし、キャンセルにはいくつかの条件があるため事前に確認しておきましょう。
初期契約解除の条件
キャンセルの対象となるのは、ネクストモバイルの契約を行い端末が自宅に届いた日から8日以内となっています。また、キャンセルの際には以下のものを全て返却する必要があります。
- 端末本体
- SIMカード(台紙含む)
- ケーブル類(電源、USBなど)
- 保証書
- パッケージ一式
これらのうちひとつでも不足しているものがあると、機器損害金として15,000円を支払わなければなりません。
初期契約解除の方法
ネクストモバイルをキャンセルする場合は、指定のフォーマットに記載した書類を送付するか、以下の項目を記載した書面を端末一式と一緒に送付します。
- 契約ID
- 契約者名
- 契約電話番号
- 契約者住所
送付先
〒141-0022
東京都品川区東五反田1-2-33-7F
グッドラックサポートセンター
配送伝票の品名欄に「初期契約解除」と記載します。また、返送にかかる費用は元払いとなります。
事務手数料3000円が必要
キャンセルを行った場合であっても、新規契約時にかかる事務手数料3,000円は返金対象とはなりません。そのため、新規事務手数料は負担する必要があります。
端末を破損・紛失したら料金が必要
端末一式を返送する際、以下のケースに該当する場合は機器損害金が発生するケースがあります。
- 申請書のみを送付し端末がない
- 付属品など欠品がある
- 本体や箱などに破損、故障がある
キャンセル手続きのため端末を返送する際には必要なものが全て揃っているか事前に確認しましょう。
ネクストモバイルを解約するときは違約金や日にちに注意
今回はネクストモバイルの解約時に注意しておくべきポイントをご紹介してきました。
もっとも重要なのは、ネクストモバイルは2年契約であり、解約可能なタイミングも毎月1日から20日の間であるということです。もしこれから解約を検討している方は、参考にしていただけると幸いです。