低料金が魅力のJP WiMAX。高い顧客満足度を誇り、知名度は大手プロバイダに負けるもののサービス品質は確かなものがあります。
しかし、3年間の利用期間が近付くにつれて、他社のプロバイダへ乗り換えを検討する人も徐々に増えてくるものです。
そこで今回は、JP WiMAXの解約方法からどのような点に注意すべきなのか、いくつかのポイントを紹介していきましょう。
この記事でわかること
JP WiMAXを解約する2つの方法
JP WiMAXを解約するためには、大きく分けて電話とウェブ上からの問い合わせという2つの方法があります。それぞれの解約方法について詳しく見ていきましょう。
1.電話する
まずは電話による解約についてです。連絡先は以下の番号となっており、営業時間帯が限られているため注意しましょう。また、電話自体が非常につながりづらい傾向があり、何度かかけ直さなければならない可能性が高いです。
インターネット環境がどうしても用意できないなど、特別の事情がない限りは電話ではなくインターネットによる解約手続きがおすすめです。
電話番号
0120-545-618(12:00~19:00)
土日祝・年末年始除く
2.問い合わせフォームから連絡する
JP WiMAXのホームページ内にFAQのページがありますが、最下部に問い合わせフォームが用意されています。この中の問い合わせ内容に「解約について」という項目があるため、こちらを選択して必要事項を記入。
その後連絡先のメールアドレスに返信があり、解約完了となります。以下のリンクからFAQのページへジャンプできます。
JP WiMAXを解約するときの5つ注意点
JP WiMAXを解約する際には、どのようなポイントに注意すべきなのでしょうか。
ポイント
- 更新月以外だと違約金が発生する
- 日割り計算されない
- 24ヶ月以内の解約はSIM・端末の返却が必要になる
- 24ヶ月以内の解約は端末違約金が発生する
- 初期契約解除制度を使って8日以内のキャンセルができる
今回は5つのポイントに絞って紹介していきます。
1.更新月以外だと違約金が発生する
まずは多くのプロバイダに共通して言えることですが、契約更新月以外の解約の場合に違約金が発生するということです。違約金の金額は契約期間によっても異なりますが、他社プロバイダに比べて違約金は高額です。
特に3年以内の解約は25,000〜30,000円の違約金が発生するため注意が必要です。
解約時期 | 違約金 |
---|---|
1〜12ヶ月 | 30,000円 |
13〜36ヶ月 | 25,000円 |
37ヶ月目(更新月) | 0円 |
38ヶ月以降 | 9,500円 |
2.日割り計算されない
JP WiMAXは解約時の月額料金が日割計算となりません。たとえ解約締日を1日過ぎてしまったとしても、翌月の料金がまるまる1ヶ月分請求となります。
解約のタイミングを誤ってしまうと、翌月の料金まで余分に支払わなければならなくなるため注意しましょう。
3.24ヶ月以内の解約はSIM・端末の返却が必要になる
JP WiMAXを仮に24ヶ月以内に解約する場合、WiMAXルーター本体とSIMカードを返却しなければなりません。
多くのWiMAXプロバイダは解約時にルーター本体を返却する必要はなく、ユーザー自身が処分したり売却することができますが、JP WiMAXの契約期間によっては返却の必要があるため注意が必要です。
4.24ヶ月以内の解約は端末違約金が発生する
JP WiMAXを24ヶ月以内に解約した場合、端末を返却しなければならないばかりか端末違約金の支払いも必要になります。
端末違約金は契約期間の残り月数×1,600円で計算されるため、仮に10ヶ月目で解約した場合、1,600円×26ヶ月分=41,600円を支払わなければなりません。
もちろんこれは通常の違約金とは別のため、合計で71,600円という他のプロバイダでは考えられないほど高額の違約金が発生します。
ちなみに、端末違約金は24ヶ月以上利用した場合は支払う必要がなく、端末本体も返却の必要はありません。
5.初期契約解除制度を使って8日以内のキャンセルができる
JP WiMAXには初期契約解除制度が用意されており、契約から8日以内であればキャンセルが可能です。これも解約手続きと同様にFAQの問い合わせフォームから連絡をすることで手続きが可能です。
初期契約解除制度でキャンセルをした後は、ルーター本体を以下の住所へ返送して完了となります。一点注意しなければならないのは、8日間のスタートはJP WiMAXから商品が発送された日からカウントされるということです。商品が自宅に到着してからではないため、実質的には1週間以下の期間となることが多いです。
住所
〒171-0014
東京都豊島区池袋2-14-4 池袋TAビル7F
JP WiMAXから乗り換えるならBroad WiMAXがおすすめ
JP WiMAXを解約する際に違約金が発生することがネックになっているのであれば、乗り換えを条件に違約金を一部負担してくれるプロバイダを選ぶことがおすすめです。
なかでもBroad WiMAXは最大19,000円までの違約金を負担してくれるため、強い味方になってくれるのではないでしょうか。
ただし、24ヶ月以内の解約で端末違約金まで発生するとなると、Broad WiMAXの補填を考慮しても高額のため注意が必要です。
JP WiMAXには2つの違約金がある
JP WiMAXを解約する際に注意しなければならないのは、なんといっても2つの種類の違約金が存在するということでしょう。
通常の違約金の金額も高額ですが、それに加えて2年以内の解約には端末違約金が発生するため、解約のタイミングを間違ってしまうと高額な出費を余儀なくされる可能性もあります。
JP WiMAXを解約する際には、手続きを急ぐ前に事前に解約した場合にかかる費用を計算しておきましょう。