オンライン飲み会に誘われたものの…本当は出席したくないなんてことありませんか?
- 出席したくないけど断りづらい
- 断る理由がない
- 理由によっては嫌われそう
上記のように悩んでしまい、断れないままなんとなく参加してしまっているのではないでしょうか。そこで今回は、オンライン飲み会に参加したくない場合の断り方を紹介します。しかし同じオンライン飲み会でも、会社と友達では別ですよね。今回はどちらのパターンも紹介するので、参考にしてください。
この記事でわかること
オンライン飲み会疲れ急増中
オンライン飲み会は年齢問わず人気の飲み会方法となっています。交通費や高い飲食代はかからず、スマホやパソコンさえあれば簡単に飲み会ができ、その気軽さがメリットとなっているでしょう。しかし、全ての人がオンライン飲み会に良い印象を持ってるいるわけではありません。
中にはオンライン飲み会に良い印象を持っていない人も多いです。家の中が映ってしまう不安や、家でのんびりしている時間に飲み会に誘われるストレスなど、オンライン飲み会に嫌気がさしてる人も急増しています。とは言え、オンライン飲み会も付き合いの1つ。なかなかストレートに断れずに、ストレスを抱え込む原因となっています。
会社のオンライン飲み会の断り方
オンライン飲み会で一番断りにくいのは、会社関係のオンライン飲み会でしょう。上司からの誘いであればまず断りにくいですよね。同僚が一人でも参加していれば、自分だけ参加しないのはズルい目線で見られます。会社関係の飲み会に関しては、通常の飲み会の断りにくさと同じです。
会社関係のオンライン飲み会の断り方のポイントは、「どうしようもない理由」が一番。「じゃあこうすればいいんじゃない?」と代替案を出される理由では、断る理由として弱いです。「それじゃあ仕方ないね」と言われる理由で断りましょう。
回線速度を理由に断る
回線速度は断る理由として十分な理由です。家のネットワーク環境まで会社は口出せません。ネットが繋がりにくい、安定しないなどを理由に断りましょう。ただし毎回通じる理由ではないので、数回に1度しか使えません。
また場合によっては一度参加しなければいけない場合もあります。スマホしか持っていない場合は、ギガ数を理由に断るのが良いでしょう。
例文
「今日Wi-Fiの調子が悪くネットワーク接続が上手くいきません。何度か試してはみてるのですが、すぐに回線が切れてしまいます。参加するだけ皆さんにストレスを感じさせてしまうだけだと思うので、本日は不参加でお願いします。次回は参加できるよう回線を調整しておきます。」
上記のように次回までに調整しておく旨を伝えておきましょう。ただ「繋がらない」だけでは「参加したくないだけ」と思われる可能性があります。
体調を理由に断る
体調はオンライン飲み会だけではなく、どんな時でも断る理由として使えますね。ただし回線と同様、何度も使える理由ではないですし、普段健康な場合は通用しにくいです。また、同日にSNSなどで遊びに行った内容を投稿していると怪しまれます。
もしSNSで遊んでいる投稿が見つかると、「体調悪いとか言ってたけど遊びに行ってるから、嘘でしょ」とバレてしまいます。体調に関しては誰も文句言えない理由ですが、体調を理由にする時は細心の注意を払いましょう。
例文
「オンライン飲み会に参加する予定ではあったのですが、どうしても体調が優れずお酒を飲める状態ではありません。少し休めば回復すると思うのですが、今回は不参加でお願いします。」
体調を理由にする時は、特に細かい内容まで伝えなくても問題ありません。もし細かく聞かれた場合は「熱がある」などの理由で良いでしょう。あくまで「参加したかった」という雰囲気を出しておくのがポイントです。
家族を理由に断る
実家暮らしや同棲、お子様がいる場合は家族を理由に断ると良いでしょう。自分一人の問題ではないので、会社関係の人も文句は言えません。ただしあくまで同居人がいる場合のみ使える理由です。
一人暮らしだと知られている場合、「親戚が来ている」「実家から親が来ている」など使えますが、頻繁には使えないので注意してください。家族を理由にする場合、いくつかの理由が使えます。
- 家族が寝ている
- 家族がバタバタしている
- 家族の体調不良
以下で3つの例文を紹介します。
例文
家族が寝ている場合
「今さっき子供が寝ついたため、起きてしまう可能性があるのでオンライン飲み会に参加できません。途中子供が起きてしまっても申し訳なので、今回は不参加でお願いします。」
家族がバタバタしている場合
「本日のオンライン飲み会ですが、旦那(嫁)がリモートワークのため、オンライン飲み会をしてほしくないとのことでした。旦那(嫁)の仕事の邪魔になってしまうので、申し訳ないですが本日は不参加でお願いします。」
家族が体調不良の場合
「本日オンライン飲み会に参加する予定だったのですが、母親の体調が悪く急遽看病しております。現在の状態で飲み会をするわけにもいかないので、今回は不参加でお願いします。」
友人のオンライン飲み会の断り方
友人同士のオンライン飲み会の断り方を紹介します。会社関係と異なり、友人同士は比較的断りやすいです。仲の良い友人であれば、ちょっとした理由で断れるでしょう。しかし理由によっては嫌われてしまったり、今後誘われなくなる可能性もあるので、できれば理由は用意しておきたいところ。
友人とのオンライン飲み会を断るポイントは、「ラフな理由」です。友人に対して「熱があるから…」など嘘をついてしまうと、関係にヒビが入る可能性があります。参加したくない理由を、素直にラフに伝えた方が今後の関係にも影響しにくいでしょう。
素直に断る
一番関係に支障が出ないのは素直に断ること。「今日は面倒だから」「今日は眠いから」など、素直に今の気持ちを伝えれば、友人も納得してくれるでしょう。ただしある程度親しい友人に限定されます。あまり仲良くない友人に「面倒だから」と伝えるのは、印象が悪くなるので注意。
あまり仲良くない友人の場合は、会社の場合と同様、体調などを理由にすると良いでしょう。
例文
「今日のオンライン飲み会なんだけど、実は昨日も仕事忙しくてあんまり寝れてないんだよね。お酒飲んだらすぐ寝ちゃいそうだし、さすがに疲れてるから今回はごめん。また誘って~。」
上記のようにラフな雰囲気で断ると良いです。ポイントは「今回はごめん」の部分。あくまで「今回が都合悪い」のを伝えましょう。
仕事を理由に断る
どうしても断りにくい場合は、仕事を理由に断るのが良いでしょう。仕事の理由は仕方ないと思ってくれます。「やらなきゃいけない仕事がある」や「リモートワークしなければいけない」など、同時刻に仕事をしなければいけない旨を伝えましょう。
「資料をまとめる」などの場合、「飲み会終わったらで良いじゃん?」と言われる可能性があるので「今やらなきゃいけない」をアピールするのがポイントです。
例文
「今日の飲み会なんだけど、どうしても明日までに終わらせないといけない仕事ができちゃって時間なくなっちゃった…。飲み会参加したかったんだけど、今回はちょっとごめん。なるべく早く終わらせるけど、たぶん今日は無理だと思う。」
ポイントは、残念な部分や参加したかった意欲をアピールする部分。「参加したかったのに仕事のせいででれない」と伝わるようにしましょう。
オンライン飲み会のNGな断り方
オンライン飲み会で印象が悪くなるNG例を紹介します。オンラインだけではなく通常の飲み会でも、断り方を間違えると嫌われてしまったり好感度が下がってしまうでしょう。また、理由によっては「参加できないことはない」と思われます。
NGな理由は、代替案が出てしまう理由です。オンライン飲み会の場合、以下の理由は向いていません。
お酒を控えている
「お酒を控えているから参加できない」は理由として成立しません。お店で飲むわけではないので、「お酒飲まなくても良い」「自分で調節できるでしょ?」と言われてしまえば、言い返せなくなります。
「会話に参加するだけでいいから参加しなよ」と言われれば、もう逃げ場はありません。理由をプラスしてしまうと、後付けのようになってしまい好感度が下がります。
機材を理由に断る
「機材が整ってないから参加できない」も、すぐに代替案を出されてしまう理由です。オンライン飲み会は、パソコンやWebカメラが必須ではありません。スマホだけでも参加できます。「じゃあスマホから参加しなよ」と言われてしまうと、どうすることもできません。
服装や部屋を理由に断る
服装が適当、または部屋が散らかっている、などの理由もしっかりした理由にはなりません。服装なら「着替えればいい」と言われますし、部屋が散らかっているなら「片づければいい」と言われて終わりです。
また、部屋の場合は背景を設定するエフェクトなどもあるので、背景エフェクトを提案されてしまえば何も言い返せません。
オンライン飲み会に参加したくない口コミ
実際にオンライン飲み会に参加したくない口コミを調べてみました。調べてみると、やはり「オンライン飲み会疲れ」を感じている人は多いようです。いくつかの口コミを紹介します。
参加したくない口コミ
まずは「参加したくない」口コミを紹介します。
高校時代の友達にオンライン飲み会誘われてるんだけどくそほどめんどくさい やだ 参加したくない とりあえずカメラなしは死守する
そうしてリア友がいなくなる— 圭斗 (@sw_kate_) May 24, 2020
オンラインまでして飲み会に参加したくないよ派はいないのかー‼️
— とらんきーろ (@verve421) May 21, 2020
参加したくない人の多くは、「面倒」や「オンラインまでして参加したくない」という意見が多いです。いちいちカメラをセットしたり、家でダラダラする時間を削られるのは、確かにあまり良い気持ちにはなりません。
オンライン飲み会に疲れた口コミ
「参加したくない」ではなく、実際に参加してみて「疲れた」という意見を紹介します。
めっちゃ、久しぶりにZoom飲み会したけど疲れた。
オンラインでMTGとか飲み会とかやるとオフライン以上に疲れが押し寄せる現象はなんだろうか。
— よしとも@島の看護師 (@yoshitomo_nurse) May 22, 2020
毎日誰かからオンライン飲み会の誘いが来るわけなんだが正直言ってもう疲れたよそれwww
ってことで、不要不急のオンライン飲み会は自粛します!!— JURI BOY@沖縄 (@nchaaa_mj) April 30, 2020
気軽にできるからこそ疲れやすさを感じてしまうのか、オンライン飲み会に疲れてしまう人はやはり急増しています。家にいる時は家でのんびりしたい派の方が多いのかもしれません。
オンライン飲み会が疲れる理由
上記の口コミなどを元に、なぜオンライン飲み会がこんなにも疲れてしまうのか、理由を解説します。疲れたと感じている人は、思い当たる節があるのではないでしょうか。また、これからオンライン飲み会に友人や会社の仲間を誘う際には、以下の理由も考慮してあげてください。
家でのんびりしてたい
一番多いのが「家ではのんびりしていたい」という理由です。外に飲み会に行く場合でも、ある程度の緊張感はあります。しかし多くの人にとって、家はくつろぐ場所です。家の中で人に気を遣ったり、会話を合わせるのは疲れる原因になってしまうでしょう。
家でお酒を飲みたくない
外ではお酒を飲むけど、家ではお酒を飲まない人も多いです。家では緊張感もないため、酔いやすいのが理由の1つでしょう。「お酒」よりも「飲み会の雰囲気」が好きな人は、あえて家でお酒を飲む必要はありません。
「飲まなくても良い」と言われても、場の雰囲気を考えて全く飲まないわけにもいかないので、お酒好きではない場合、乗り気になれないでしょう。
長時間画面を見てるのが疲れる
オンライン飲み会では、常にスマホやPC画面を見てなければいけません。PCを使うリモートワークや在宅ワークの場合、普段からPCと向き合っており、休憩時間はできるだけ画面を見たくない人も多いでしょう。そんな人にとっては画面を見続ける事態ストレスです。
プライベートな空間を晒したくない
オンライン飲み会では部屋なども映り込んでしまいます。背景エフェクトなどもありますが、ちょっとした弾みで見えてしまう可能性もあるでしょう。特に女性の場合、プライベートな空間を見られるのは恥ずかしく感じます。できるだけプライベートを隠したい人にとって、オンライン飲み会は不安でしかありません。
機材を揃えるのが面倒
オンライン飲み会にはある程度の機材も必要です。スマホだけあれば良いですが、回線を安定させるにはWi-Fiなども必要になります。パソコンならWebカメラにマイクまで揃えなければいけません。これら全てを用意するのはお金もかかりますし、面倒です。普段からパソコンを使わない人にとっては、無駄な出費にしかなりません。
家にいる時まで職場の人と顔合わせたくない
会社の飲み会の場合は、職場の人と顔を合わせたくないのが大きな理由でしょう。決して仲が悪いわけではなくとも、会社の人はあくまで「仕事をする仲間」です。会社の人と顔を合わせているだけで、仕事のような気持ちになってしまうでしょう。
電波環境が悪い
オンライン飲み会の最大のストレスは、電波環境です。せっかく楽しく会話していても、動画や音声が止まると一気にテンションが下がってしまいます。相手が止まるのもストレスですし、自分の回線が安定しないのもストレスです。オンライン飲み会のたびにトラブルに対処するのは、疲れてしまいます。
まとめ
オンライン飲み会の断り方を紹介しました。オンライン飲み会は合う人と合わない人がいます。オンライン飲み会が合わないと感じるなら、無理に参加する必要はありません。しかし、それでもなかなか断れない場合は、今回紹介した断り方を使ってみてください。
せっかくの家での休息時間を、オンライン飲み会のストレスで悩まされるのはもったいないです。ただしあまりにも断りすぎるのは悪い印象になるので、たまには付き合い程度に参加しましょう。