WiMAXのルーター機種

WiMAXルーター端末「WX05」のメリット・デメリットを解説

Speed Wi-Fi NEXT WX05

WiMAX端末選びに苦心している人も多いのではないでしょうか。

多くのWiMAXプロバイダでは端末代金を無料もしくは定額で提供していますが、だからこそ違いが分かりづらく、選ぶ際に迷ってしまうものですよね。

そこで今回は、WiMAX端末のなかでもバッテリーの持ち時間に定評のあるWX05について詳しく紹介していきましょう。

WiMAXルーター端末の選び方のポイント

WX05のスペックや特徴を解説する前に、まずはどのようなポイントに注意してWiMAX端末を選ぶべきなのか紹介します。

ポイント

  1. 据え置き型もしくは携帯型
  2. バッテリー容量
  3. 通信速度
  4. 本体サイズ

今回は4つのポイントに絞って考えてみましょう。

1.据え置き型もしくは携帯型

持ち運びと自宅用のWiMAX

WiMAX端末には据え置き型のタイプと携帯型のタイプがあります。据え置き型とはその名の通り、自宅内だけで利用することを前提に開発された端末です。

一方で携帯型は、屋外でもインターネットを利用できるようにコンパクトな端末として開発されたものです。どちらが良い・悪いと断定できるものではなく、利用シーンや用途などに応じて適したタイプは異なってきます。

2.バッテリー容量

次のポイントが、連続使用時間にも大きく関係してくるバッテリーの容量です。当然のことながらバッテリー容量が多ければ多いほど、WiMAX端末を利用できる連続使用時間は長くなっていきます。

あまりにもバッテリー容量が少なく、短時間で充電が切れてしまう場合はスマートフォンのようにモバイルバッテリーを持ち歩かないと使えなくなってしまいます。

スマートフォンやパソコン、そしてWiMAX端末のほかに、モバイルバッテリーまで持ち運ぶことは決して楽ではありません。できるだけWiMAX端末はバッテリー容量が多く、連続使用時間の長いものを選ぶことが大切です。

3.通信速度

使用するWiMAX端末によって最大通信速度は変わってきます。

「通信エリアは同じだからスピードも同じだろう」と考える人も多いのですが、通信エリアとしてスピードの速い電波を吹いていたとしても、受ける端末側が対応していないと十分なパフォーマンスが発揮できません。

可能な限り最大通信速度が高速な端末を選んだほうが長く利用できるため、コストパフォマンスも高いものです。WiMAX端末によって無線接続または有線接続によって通信速度も異なるため注意が必要です。

4.本体サイズ

外出先や出張先、旅行先などに持ち歩いて利用することの多いWiMAXWiFi端末は、バッグのなかに入れたときにコンパクトなサイズのものが求められます。

たった数十g程度の差であっても、実際に手に持ったりバッグに入れたりした場合に意外なほど差を感じやすいものです。バッテリー容量とのバランスを考えながら、本体サイズはできるだけコンパクトなものを選ぶのがおすすめです。

WiMAXルーターWX05はこんな人におすすめ

WX05の特徴やメリットをもとに、実際にどのような人におすすめの機種なのか、いくつかのパターンを挙げて紹介していきましょう。

1.旅行や出張が多い人

WX05の魅力はなんといっても大容量バッテリーによる長時間使用に耐えうる仕様です。

連続通信時間が最大14時間という驚異的な性能は、他の端末にはない魅力といえます。ちょっとした外出はもちろん、長期間の旅行や出張にも最適な1台ではないでしょうか。

2.コンパクトなサイズ感を重視する人

他の端末に比べてコンパクトな設計になっているWX05は、スマートフォンやパソコンと一緒に持ち歩きやすいサイズ感です。旅行や出張が多い人にも共通するポイントではありますが、できるだけ小さな端末が欲しいという人には最適です。

3.固定回線の代わりとしても利用する人

WX05はWiMAXハイパワーにも対応しており、宅内での通信にも強みがあります。固定回線の代わりとしてWiMAXを検討している人にとっては、宅内に電波が届きづらくてもカバーできるため、WX05は最適な1台といえるでしょう。

WiMAXルーターWX05のスペックと特徴

それではここから、WX05のスペックや特徴を詳しく見ていきましょう。

WiMAXルーターWX05のスペック

WX05の主要スペックは以下の通りです。

下り最大速度 最大440Mbps
上り最大速度 最大75Mbps
重量 128g
本体サイズ 約W111×H62×W13.3mm
バッテリー容量 3,200mAh
連続通信時間 ▼ハイスピードモード
・通信速度を優先 :約8.1時間
・スタンダードノーマルモード :約11.5時間
・バッテリ持ちを優先エコモード:約14時間
▼ハイスピードプラスエリアモード
・通信速度を優先 :約8時間
・スタンダードノーマルモード :約10.5時間
・バッテリ持ちを優先エコモード:約13.3時間

WX05の設定方法とよくある質問

WiMAX WX05の特徴

WX05は3,200mAhの大容量バッテリーを搭載し、さらに「WiMAXハイパワー」の機能によって20%もの通信速度アップを実現しています。

さらには4G LTEの利用を一時的にONにする「ワンタイムHS+A」機能、WiFiの混雑具合を確認できるWiFiビジュアルステータスなどの機能も搭載。

モバイルインターネットを利用する際に「かゆいところに手が届く」多様な機能が満載の1台です。カラーバリエーションはソニックレッドとピュアホワイトの2色を展開しています。

WiMAXルーターWX05を選ぶメリット

WX05を選ぶことでどのようなメリットがあるのでしょうか。

メリット

  1. バッテリーの持ち時間が長い
  2. 「ワンタイムHS+A」の機能を搭載
  3. コンパクトな本体サイズ
  4. WiFi出力を変更できる

今回は4つのポイントにまとめてみました。

1.バッテリーの持ち時間が長い

WX05は3,200mAhの大容量バッテリーを搭載していることによって、エコモード利用時には約14時間もの連続通信時間を実現しています。これは数あるWiMAX端末のなかでも圧倒的な持続時間です。

2.「ワンタイムHS+A」の機能を搭載

WX05特有の機能として、「ワンタイムHS+A」とよばれるものがあります。これはWiMAXから4G LTEの電波に切り替えて使用した後、WiMAXへの切り替え忘れを防止するための機能です。

一ヶ月あたり7GBまでの制限がある4G LTEのエリア通信では、切り替え忘れによって上限に達してしまうリスクがありますが、そのような危険から守ってくれます。

3.コンパクトな本体サイズ

WX05は幅111mm、高さ62mm、厚さ13.3mmというコンパクトなボディサイズを実現しています。

これはWiMAX端末のなかでも比較的コンパクトなサイズであり、バッグのなかに入れていてもスペースを専有することがありません。

4.WiFi出力を変更できる

鉄筋コンクリートなどの建物の中に入ると、もともとWiMAXの電波は弱くなってしまう特性があります。

しかし、そのような状況のなかでもWX05であれば、WiMAXハイパワーとよばれる機能を使って送信パワーを向上させ、十分な通信速度を確保できます。

WiMAXルーターWX05のデメリット

WX05のメリットの一方で、デメリットとして考えられることを挙げてみましょう。今回は唯一、WX05の弱点として考えられる通信速度についてご紹介します。

最大通信速度が他の端末に比べて低速

スマホ

WX05の通信速度は下り最大440Mbps、上り最大75Mbpsとなっています。上り速度は他の端末と同等レベルですが、下りについては他の端末に比べて同等または遅い仕様となっています。

実用レベルにおいては全く問題はありませんが、W06の1.2Gbpsという超高速通信に比べるとデメリットとして見えてしまいます。

あらゆる利用シーンに対応できるWX05

今回ご紹介してきたWX05は、大容量バッテリーによって長時間使用に対応でき、さらにはWiMAXハイパワーによって宅内での通信も快適な万能な1台といえます。

どのような利用シーンにも対応する1台として、初めてWiMAXを契約する人にとってもおすすめです。

WiMAXをお得に契約したい方は、下記のWiMAXプロバイダを比較した記事も参考にしていただければ幸いです。

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