固定インターネットサービスプロバイダとしても歴史の長いDTI。光ファイバーのほかにも格安SIMのサービスも提供しており、WiMAXもそのうちのひとつです。
すでに契約期間が間近に迫った人のなかには、DTIから他社へ乗り換えを検討している方も多いはず。そこで今回は、DTI WiMAXを解約方法についてご紹介していきます。
解約金の仕組みなどもあわせて紹介していくため、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
DTI WIMAXの解約方法は2つ
まずはDTI WiMAXを解約する方法についてご紹介していきます。DTI WiMAXの解約には書類とウェブの2つの方法があります。
1.書類を郵送する
1つ目の方法である書類でDTI WiMAXを解約する方法について見ていきましょう。
まずは解約申込書を用意します。解約申込書はMyDTIのウェブページからフォーマットをダウンロードできますが、もし分かりにくい場合はカスタマーサービスセンターでもサポートが可能です。
解約金の有無なども確認する必要があるため、MyDTIからの確認方法が不明な場合はまずはカスタマーサービスセンターへ電話するようにしましょう。
書類の記載が完了したら、以下の宛先へ解約申込書を送付します。
解約申込書送付先
〒847-0083
佐賀県唐津市和多田大土井4740-1
フリービット株式会社 内 株式会社
ドリーム・トレイン・インターネット カスタマーサービス
2.MyDTIにログインする
もうひとつの解約手段が、会員専用ページからの解約手続きです。MyDTIにログインし、解約を行います。
ただし、MyDTIからの解約が可能なのは、WiMAXの他に光回線などのサービスも契約している場合のみです。仮にDTI WiMAXのみの契約をしている場合はMyDTIからの解約ではなく、カスタマーサービスセンターへの電話が必要です。
ちなみに、解約手続きの方法を問わず解約締め日は毎月25日となっています。26日以降に手続きをとった場合は翌月扱いとなるため、十分注意しましょう。
DTIカスタマーサービス
電話番号
03-5749-8091(携帯・PHSからの場合)
0120-830-501(固定電話からの場合)
受付時間:平日10〜17時
DTI WIMAXを解約するときに気をつけること
DTI WiMAXを解約する際に注意すべきことをいくつか挙げていきましょう。
ポイント
- 日割り計算されない
- 解約申請は毎月25日までにする
- 契約解除料(違約金)が発生するケースがある
これらのポイントを把握していないと、解約の際に損をすることもあります。
1.日割り計算されない
まずひとつ目は、解約月の料金は日割り計算となりません。月の頭に解約手続きを行ったとしても、25日ギリギリに手続きを行っても同じ料金がかかってしまいます。
この仕組みは他社のWiMAXでも共通していることが多いですが、携帯電話などの仕組みとは全く異なるため注意が必要です。
2.解約申請は毎月25日までにする
日割り計算されないということは、解約月ギリギリまで使っておいたほうがお得と考える人も多いことでしょう。
しかし、解約手続きの方法でも少し触れた通り、解約の締日は毎月25日までとなっています。月末に解約してしまうと翌月扱いとなり、最悪の場合解約金が発生するため十分注意が必要です。
3.契約解除料(違約金)が発生するケースがある
DTI WiMAXには2年契約と3年契約のプランが存在します。それぞれのプランには契約更新月が設けられており、このタイミング以外で解約をすると解約金が発生してしまいます。解約金の額は契約年数によっても異なるため、事前に確認しておきましょう。
DTI WiMAXの契約金ごとの解約金は以下の通りです。
2年プラン
解約時期 | 解約金 |
---|---|
1〜12ヶ月 | 19,000円 |
13〜24ヶ月 | 14,000円 |
25ヶ月目(更新月) | 0円 |
26ヶ月目以降 | 9,500円 |
3年プラン
解約時期 | 解約金 |
---|---|
1〜12ヶ月 | 19,000円 |
13〜24ヶ月 | 14,000円 |
25〜36ヶ月 | 9,500円 |
37ヶ月目 | 0円 |
38ヶ月目以降 | 9,500円 |
4.SIMカードの返却が必要になる
DTI WiMAXを解約した後は、WiMAX端末に挿入されているSIMカードを返却する必要があります。
通常通り使用していた場合は常時端末に挿入されているため紛失の心配も少ないですが、返却する際にルーター本体からSIMカードを抜いた後は、SIMカード自体が非常に小さいサイズのため注意しなければなりません。
DTI WiMAXのルーター端末は返却しなくてよい
DTI WiMAXを解約した際にSIMカードを返却しなければなりませんが、反対にWiMAXルーター端末そのものは返却する必要がありません。
しかし、利用しなくなった端末の処分方法に困る人も多いため、いくつかおすすめの利用方法をご紹介します。
不要になったルーターの利用方法
まず、WiMAXルーター本体を処分する場合は各自治体のルールに則って処分しなければなりません。特にリチウムイオンバッテリーが搭載されているため、通常のゴミとして出してしまうと火災を引き起こす可能性もあり危険です。
有効な活用方法としては、リサイクルショップや携帯電話の買取専門店などに持ち込んで買い取ってもらう方法があります。また、オークションサイトやフリマアプリなどで欲しい人と直接売買するという方法もあるでしょう。
お得にDTI WIMAXから乗り換える方法
DTI WiMAXを解約し、他社に乗り換える際にもっともお得な方法を考えてみましょう。
契約更新月に解約する
まずは契約更新月を待って解約するというのがもっとも基本的なことといえるでしょう。解約のタイミングによっては、あと数ヶ月待てば更新月がやってくるケースもあります。
そのような場合、解約を急がずに数ヶ月間待ってから手続きをとったほうが解約金負担もなくスムーズに他社への乗り換えが可能です。
違約金負担のBroad WiMAXにする
解約するタイミングですでに契約更新月が過ぎてしまっていた場合や、半年以上待たなければ契約更新月がやってこないケースも考えられるでしょう。
そのような場合は、必ずしも契約更新月を待たなくても違約金を負担してくれるWiMAXを選ぶことで負担を軽減できます。
違約金負担のキャンペーンを行っているプロバイダは非常に少ないですが、Broad WiMAXは月額料金も安くお得に利用できるためおすすめです。
損することなくDTI WIMAXを解約しよう
DTI WiMAXを解約する際には
- 日割り計算がないこと
- 25日までに手続きを行わなければならないこと
- 契約更新月をあらかじめ調べておく
など、損をしないためにも注意すべきことがあります。
これからDTI WiMAXを解約し他社への乗り換えを検討している方は、違約金負担のあるBroad WiMAXも選択肢のひとつに入れつつ、今回の記事を参考にしてみてください。