GMOとくとくBB WiMAXを契約している方の中には、解約をしたり他社に乗り換えを検討する方も多いのではないでしょうか。
WiMAXにはさまざまなプロバイダがあり、料金プランやキャンペーン内容も変わるため上手く活用することでランニングコストの節約にもなります。
そこで今回は、GMOとくとくBB WiMAXの解約方法から解約金の詳細について詳しく解説していきます。
この記事でわかること
GMOとくとくBB WiMAXの解約方法は3パターン
GMOとくとくBB WiMAXを解約するためには、全部で3つのパターンの中から選ぶことができます。
ポイント
- BBnaviから解約
- お問い合わせフォームから解約
- 電話による解約
まずはそれぞれのパターン別に具体的な解約方法をご紹介していきましょう。
BBnaviから解約する方法
まずは「BB navi」とよばれる専用WEBページから解約する方法です。BB naviにログインした際に「解約」のメニューが出ていれば通常通り解約手続きが可能ですが、解約のボタンが表示されていない場合はサポートセンターへ連絡する必要があります。
解約ボタンが表示されないパターンとして考えられるのは、WiMAXの契約期間内であることや、申込みから1ヶ月未満のサービスがあることなどが挙げられます。
お問い合わせフォームから解約する方法
通常の解約フォームが現れず問い合わせフォームから解約する場合は、「とくとく会員ID」、氏名、生年月日、住所などの基本情報を入力し、解約希望である旨を問い合わせ内容に記載して送信します。
その後、折り返しのメールが以下のアドレスから届くため、受信設定などをしている場合は一旦解除しておきましょう。
電話による解約も可能
0570-045-109
WiMAXの解約の場合は、ガイダンスが流れた後に「2」→「2」を選択すると担当につながります。
GMOとくとくBB WiMAXを解約するときの違約金
GMOとくとくBB WiMAXの解約にあたって多くの人が気になるのが違約金ですよね。実際どの程度の金額がかかるのか、複雑な仕組みの多い違約金について詳しく解説します。
契約更新月以外に解約すると違約金が発生する
GMOとくとくBB WiMAXは36ヶ月ごとの自動更新となります。新規契約後、端末を発送した翌月を1ヶ月目とし、37ヶ月目が契約更新月として数えられます。
携帯電話と同様に、この契約更新月であれば解約しても一切違約金等はかかりませんが、このタイミング以外で解約をすると違約金が発生します。GMOとくとくBB WiMAXの場合は以下の通り契約期間によって違約金の金額も変わります。
1〜24ヶ月目 | 25〜36ヶ月目 | 37ヶ月目(更新月) | 38ヶ月目以降 | |
---|---|---|---|---|
違約金 | 24,800円 | 9,500円 | 0円 | 9,500円 |
※いずれも税抜価格
ちなみに上記の表に記載してある37ヶ月目の更新月が過ぎた後は、さらにその3年後に再び更新月がやってきます。
また、新規加入時のキャンペーンによっても違約金の金額は変わるケースがあるため、詳細はBB naviで確認いただくかサポートセンターへ問い合わせましょう。
お申込みから20日以内なら違約金ゼロ
WiMAXをはじめとしたモバイルWiFiサービスは、エリアマップ上でサービスエリア内と表記されていても宅内に入ると圏外になったり通信状況が悪くなるケースがあります。
そのようなケースを想定し、GMOとくとくBB WiMAXでは申込みから20日以内の解約に限り違約金ゼロでキャンセルすることができます。ちなみに、キャンセルをするためには以下の通りいくつかの条件があるため注意が必要です。
キャンセルの条件
- 「UQ WiMAXピンポイントエリア判定」での検索結果が「◯〜△」、「△」、「×」のいずれかに該当する場合
- 21日目以降の解約の場合
- 過去にGMOとくとくBB WiMAXに契約したことがある場合
- GMOとくとくBBのWEBページもしくは電話以外から申し込んだ場合
また、キャンセルとなった場合であっても以下の料金は通常通り発生します。
- 新規事務手数料
- 月額料金(当月日割+翌月分の利用料)
- クレードル代金
- 端末返送代金
GMOとくとくBB WiMAXとWiMAX2+の違約金
GMOとくとくBB WiMAXには2つのタイプが存在します。現在どちらのタイプで契約しているのかによっても違約金の金額は変わってくるため、しっかりと把握しておきましょう。
WiMAXの場合
現在GMOとくとくBBが提供しているWiMAXのサービスは、WiMAX2+とよばれるタイプです。
しかし、かつては現在よりも低速な「WiMAX」とよばれるサービスを提供していた時期もあり、まずは現在どちらのタイプで契約しているのかを確認する必要があります。
もし古いタイプのWiMAXで契約している場合は、25ヶ月以上契約期間があれば違約金が発生することはありません。
WiMAX2+の場合
現在主流のWiMAX2+の場合は、更新月以外の解約には必ず違約金が発生します。現在一般的なのは3年契約ですが、なかには2年ごとの契約となっているケースも存在します。
上記でも説明したように2年間が過ぎれば違約金の金額も少なくなりますが、一切違約金が発生しないタイミングはごくわずかなため忘れないように覚えておく必要があるでしょう。
契約更新月の確認方法
解約の際に発生する違約金について重要となるのが契約更新月です。
1日でもタイミングを逃してしまうと高額な違約金を支払わなければならなくなるケースも考えられるため、ぜひ確認しておきましょう。契約更新月の確認は3つの方法があり、それぞれのケースを挙げてご紹介します。
- BBnaviで確認する
- お問い合わせフォームから質問する
- お客様センターに連絡する
BBnaviで確認する
まずは専用WEBサイトのBBnaviから確認する方法です。ID、パスワードがあればすぐに確認でき、もっとも手軽な方法といえるでしょう。
- BBnaviへログイン
- 「現在ご利用中のサービス確認」をクリック
- 「接続サービス」の中に記載されてある契約更新月確認
お問い合わせフォームから質問する
BBnavi内に更新月が表示されていない場合は、専用の問い合わせフォームから質問することもできます。とくとくBB会員IDや氏名、住所などの基本項目を入力し、問い合わせ内容を記載して送信します。
BBnaviへのログインも不要なので、パスワードを失念した際にも利用可能です。
お客様センターに連絡する
BBnaviのID、パスワードを両方とも失念したり紛失した場合は、電話での問い合わせに応じてくれます。氏名と加入時の電話番号から情報を調べることが可能で、担当者と直接コミュニケーションが可能なため安心です。
要注意!解約するときに損しないためのコツ
GMOとくとくBB WiMAXの違約金の基本を紹介してきましたが、ほかにもいくつか注意しておかなければならないポイントがあります。なかでも重要な2つの点について詳しくご紹介しましょう。
GMOとくとくBBは20日締め
GMOとくとくBBの締め日は毎月20日となっています。たとえば2019年6月が更新月であった場合、違約金が発生せずに解約が可能なのは2019年5月21日から6月20日までとなります。
更新月だからといって6月末まで待っていると、違約金が発生してしまうため十分注意が必要です。
月額料金の日割り清算がない
20日の締め日を過ぎて解約手続きを行った場合、違約金が発生するだけではなく月額料金が1ヶ月分かかってしまうことも注意しておきたいポイントです。
もともとGMOとくとくBBをはじめとしたモバイルWiFiサービスは、月額料金が日割ではないケースが多く、1日でも過ぎてしまうと翌月分の月額料金がまるまる1ヶ月分発生してしまいます。
GMOとくとくBB WiMAXを解約するときの返却物
GMOとくとくBB WiMAXを解約する際は手続きが完了して終了ではなく、返却すべきものがあります。端末やその他の機器類はどうなるのかも併せてご紹介しましょう。
SIMカードのみ返却する
GMOとくとくBB WiMAXを解約した際に返却しなければならないものは「SIMカード」です。解約手続きの際には翌月末までにSIMカードを返却するよう案内があり、返送先が指定されます。
SIMカードの返却を忘れて返却期限が過ぎてしまうとSIMカード損害金として3,000円が請求されてしまいます。また、当然のことながらSIMカードを紛失したり破損した場合であっても損害金請求の対象となるため注意が必要です。
ちなみに、使用した端末はユーザーの所有物のため返却の必要はありません。他社のモバイルWiFiサービスで使用できる場合はそのまま使用しても良いでしょう。もし不要であればGMOへ送付しても良いですが、一旦送付したものに関しては返却不可となります。
SIMカードの外し方
SIMカードを本体から取り出す手順は機種によっても異なりますが、多くの端末は本体の側面にSIMカードのスロットがあります。
スロットカバーを開けるとSIMカードが挿入されているため、SIMカードを「カチッ」と音がするまで押すと取り出すことができます。
機種によってもSIMカードの外し方は異なるため、手順が分からない場合はクイックスタートガイドなどを確認してから作業に取り掛かりましょう。
解約したWiMAXルーターの再利用方法
GMOとくとくBB WiMAXを解約した後に残るのがWiMAXルーターとして利用してきた端末本体です。
処分するのももったいないため、何かに使えないかと考える方も多いことでしょう。そこで端末本体の再利用方法として考えられるものを2つご紹介します。
au回線の格安SIMをさして再利用する
WiMAXルーター本体はau回線の格安SIM用として利用できるケースがあります。
ただし、事業者によっては自社で販売した以外の端末の利用を推奨していないことも多いため自己責任の範囲内で利用することになります。また、当然のことながら本体の保証も受けることができません。
リサイクルショップやオークションサイトなどで売る
不要になった端末をリサイクル業者やオークションサイトに下取りとして出品する方法もあります。
ただし、スマートフォンに比べてWiMAXのようなデータ通信端末は買取価格も安価なため、過度な期待は禁物です。最新機種であってもリサイクル業者の下取りで数千円から5,000円程度が相場。
オークションサイトやフリマアプリであれば多少は価格も高くなりますが、それでもスマートフォンのように数万円といった単位で売れるものではありません。
Broad WiMAXに乗り換えると解約金ゼロ
GMOとくとくBB WiMAXを解約した後、別のWiMAXプロバイダへ乗り換えを検討している方はBroad WiMAXへの加入がおすすめです。
なぜBroad WiMAXへの乗り換えが良いのか、その理由とプロバイダとしてのメリットをご紹介します。
更新月に解約できない場合はBroad WiMAXがお得
乗り換え先のプロバイダとしてBroad WiMAXをおすすめする最大の理由は、「乗り換え割引」のキャンペーンを提供しているためです。
乗り換え割引とはその名の通り、他社WiMAXからの乗り換えを促すために違約金相当の額をBroad WiMAXが負担してくれるというもの。
19,000円という上限金額はあるものの、違約金がネックになって解約が難しいユーザーにとっては嬉しいキャンペーンではないでしょうか。また、うっかりして更新月の解約を忘れてしまっていた方にもおすすめです。
Broad WiMAXの3つのメリット
乗り換え費用が無料になるからといって、その他の費用が高くなっては意味がありません。
しかし、Broad WiMAXは料金コストの面でも他社WiMAXに比べて高いコストパフォーマンスを誇ります。Broad WiMAXのメリットとして3つのポイントを挙げてみましょう。
ポイント
- 月額料金が安い
- 端末料金0円
- 初期費用0円
Broad WiMAXの月額料金は最大3ヶ月間が2,726円、その後24ヶ月目まで3,411円で利用でき、月額のランニングコストも安価に抑えることができます。
また、全ての端末代金も料金が一切かからず0円。加えて、通常かかる初期費用18,857円相当が割引となります。料金面で悩んでいる方にとってはBroad WiMAXは非常にお得でメリットの大きいプロバイダといえるのではないでしょうか。
GMOとくとくBBの解約まとめ
GMOとくとくBB WiMAXは契約のタイミングによっては高額な違約金が発生することもあります。あまりにも高額な違約金は他社WiMAXへの乗り換えを検討する際に大きなネックになってしまうもの。
WiMAXの継続を検討している方は、今回ご紹介したBroad WiMAXへ乗り換えることで違約金の負担を軽減してくれます。ぜひ一度検討してみてください。